私立ボッチャ学園へようこそ
ボッチャの勝ち負け
まずは用語解説から。
ボッチャは白1個、赤6個、青6個の計13個のボールを使います。
白球はジャックボールといいます。
ジャックボールは1球だけです。
ジャックの役割は「的」です。
ボッチャとはジャックを的に投げ合うスポーツです。
的に近い色の勝ち、これが基本ルール。
例えば、下の状況では赤の勝ちです。
青の勝ちです↓
ボッチャとは13球全て投げて、ジャックに近い方が勝ちというスポーツです。
下の状況だと赤の勝ちですね↓
ボッチャはジャックに近い方が勝ち。
この知識さえあれば、最低限クリアーです。
ボッチャは小学校1年生でも参加できます。
ボーリングのように誰でも出来て、大人がやっても面白い。
それがボッチャの魅力なのです。
これでルールの1段階終わりです。
第2段階にいきます。
試合の流れ
ボッチャはジャックに近い方が勝ち、これが最低限のルールでした。
試合の流れを説明します。
ボッチャは1対1,2対2、3対3,と三つの形式があります。
今回は1対1で説明します
まずはジャンケンをします。※コイントスも可
ジャンケンに勝った方は赤か青か、好きな方を選びます。
赤は先攻、青は後攻です。
先攻がいいなら赤、後攻がいいなら青を選びましょう。
ジャンケンをした後はコートに並びます。
先攻の赤がジャックボールを投げます↓
続けて先攻がボールを投げます↓
次に青が投げます。
赤と青がボールを投げました。
ボッチャの基礎を思い出してください。
ボッチャはジャックに近い方が勝ち。
では今、勝っているのはどちらでしょうか??
赤が勝っていますね。
今、青は負けているわけです。
ルール上、負けている側(ジャックに遠い側)が投げ続けます。
負けている青が投げます↓
青は近づけることに失敗しました。
よって青が続けて投げます。※相手より近づくまで投げ続けます。
赤より近づけることができました。
今、青が勝っているわけですね。
ここで投球順番が入れ変わります。
負けている赤が投げるわけです。
赤は投げたものの、ジャックより遠い。
続けて赤が投げます。
まだ青の方が近い。
赤の投球が続きます
赤がジャックに近づきました。
今、赤がリードしているわけです。
投球順番が入れ替わります。
次は青の番です。
投げたものの、ジャックに近いのは赤。
青が続けて投げます。
ジャックボールに近いのはまだ赤。
よって青が投げます。
青の持ち玉はなくなりました。
青は投球終了です。
これで終わりではないですよ。
まだ赤が2球残っています。
試合が決まったとしても、全球投げなければならないのです。
赤が投げます。
赤が投げて終了です。
13球全てがコート内に投げ入れられました。
これで投球終了です。
次に得点計算になります。
ボッチャの得点計算
得点計算といっても簡単なものです。
小学生のお子さんでも理解出来るのでご心配なく。
先ほどのコートを見てみましょう。
ボッチャの基本を思い出してください。
ジャックボールに近い方が勝ち、でした。
ではどっちの色が近いでしょうか?
コートを拡大しますね。
もっと拡大します。
ジャックに近いのは赤ですね。
よって得点は赤に入ります。※青は0点です。
では赤は何点なのか。
青より何個近いかを数えます。
青より近いのを緑で囲みますね。
ジャックに近いのは赤、青より2個近いので赤2点です。
遠くから観ておさらいします。
お分かりいただけましたでしょうか。
まだ不安な方には今からの練習問題をやってみてください。
練習すれば、一瞬で計算出来るようになれます。
問題です。
得点計算をしてください。
ジャックに近いのは赤。
赤の勝ち。
青より1個近いですね。
よって赤1点、青0点となります。
そして青より1個近いので赤1点です。
第2問です。
得点計算をしてください。
答えは赤2点です。
ジャックに近いのは赤。赤の勝ち。
青より2個近いので赤2点です。
最後の問題です。
得点計算をしてください。
ジャックに近いのは青。青の勝ち。
赤より2個近いので青2点です。
如何でしたでしょうか。
得点計算に不安のある方は、別記事にて問題集を用意してますので活用してください。
これで第3段階終わりです。
ここまで覚えればボッチャは充分成立します。
かんたんルールブックがダウンロードできます